寿司を食べる際の醤油とワサビに関するマナーはご存知?

ついつい混ぜ合わせたワサビ醤油を作りがちだが……

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1,000年以上の歴史を誇る我が国のソウルフード 寿司といえば醤油をつけて食べるのが一般的であり、必要であればワサビをシャリとネタの間に挟む、もしくは小皿に垂らした醤油に溶かす方が多いだろう。だが後者のいわゆるワサビ醤油は、寿司を食べるうえでのマナーとしては間違っているというのはご存知だろうか。

そもそも寿司にワサビをつける食文化は、鮮魚の運搬に時間がかかった時代に殺菌剤として挟んでいたことが名残とされる。この背景を踏まえつつ、東京・赤坂の『板前寿司江戸』や京都の『先斗町 すしさゝや 幸凛』は公式サイトで、醤油にワサビを溶かすと小皿が汚れてしまうだけでなく、辛味と同時に香りまで飛んでしまう“ワサビの利きの悪さ”をマナー違反の理由に挙げ、特に脂の乗ったネタには身の上にワサビを多めに盛ることで油分を中和する作用があると指摘している。

実際、情報サイト『J-CAST』が行なった“寿司を食べるとき、ワサビ醤油を作って使う?”というインターネット調査では、集まった約16,000票のうち約41%が“常にネタにワサビをつけ、ワサビ醤油は作らない”としたものの、約28%もの人々が“どこで食べる場合でも使う”と回答する結果に。だが高級寿司店であればネタに醤油を塗った状態で提供されることが多く、その段階でワサビの有無を聞かれるので自らワサビ醤油を作るシチュエーションにはならないはずなので問題はないだろう。

ちなみに海鮮丼に限っては、自らの好みのワサビ醤油を作ってかけることが推奨されているのが日本食の難しいところである。

『HYPEBEAST』がこれまでお届けしてきた寿司関連の“ネタ”はこちらから。

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ソース
J-Cast
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