JAY-Z が TIDAL を380億円以上で売却
『Twitter』CEO ジャック・ドーシーのテック会社「Square Inc.」が「TIDAL」の80%の所有権を獲得
JAY-Z(ジェイ・Z)が自身の主宰するストリーミングサービス「TIDAL(タイダル)」を売却する。その額は3億5,000万ドル(約382億円)。
『XXL Magazine』のレポートによれば、JAY-Zは『Twitter』CEO Jack Dorsey(ジャック・ドーシー)のテック会社「Square Inc.」へ売り渡す模様。この契約によって、「Square Inc.」は「TIDAL」の80%の所有権を獲得し、主要なレコードレーベルとのライセンス契約も取得することに。そして、JAY-Zは同社の取締役会に参加する。
3月にJAY-Zは今回の契約についてツイートしており、「初めから言っているが、TIDALは音楽ストリーミングに留まらない。6年経ったが、アーティストをキャリアのどの時点においてもサポートするプラットフォームであることに変わりはない。Jackはわれわれの時代における最も偉大な人物の1人だ。TIDALの無限の可能性に関する私たちの議論は、その未来について、私にさらなる刺激をもたらした。この共有のビジョンによって、Squareの取締役への参加がより楽しみになった。このパートナーシップは、多くの人にとって画期的なものになるだろう」という旨を述べていた。
Jack is one of the greatest minds of our times, and our many discussions about TIDAL’s endless possibilities have made me even more inspired about its future. This shared vision makes me even more excited to join the Square board.
— Mr. Carter (@sc) March 4, 2021