ラッパー J. Cole がアフリカのプロバスケリーグで念願の選手デビューを果たす?

幼い頃から憧れたNBA選手になるべく、大西洋を越えたアフリカの地で一歩を踏み出す

スポーツ
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2018年の『KOD』以来となる久しぶりのアルバム『The Off-Season』のリリースを5月14日(現地時間)に控えるラッパー J. Cole(J・コール)。過去5作のアルバムが全て全米1位を獲得するなど、アメリカを代表する実力派ラッパーとしての功績はここで語るまでもないが、バスケの腕前がプロ級というのも広く知られた話である。2020年8月には、1990年代にNBAトロント・ラプターズとシャーロット・ホーネッツでのプレー経験があるヒップホップ界の重鎮 Master P(マスター・P)に「NBA選手になるためには何をしたらいいか」と相談を持ちかけ、その後、現在36歳ながらNBA入りを目指して本格的にトレーニングに励んでいることが報道されていた。そしてこのたび、大西洋を越えたアフリカの地で夢の舞台に近付く一歩を踏み出し始めたとの情報が入ってきた。

東アフリカに位置するルワンダの地元紙の『Twitter』によると、J. Coleは現在同国に滞在しており、首都キガリを本拠地とするPatriotsのチームメンバーとしてバスケットボール・アフリカリーグ(BAL)に出場するという。BALとは、アフリカ人選手に注目を集めることを目的にNBAとFIBA(国際バスケットボール連盟)が2019年に共同運営を発表し、5月16日(現地時間)より1stシーズンが始まるバスケ界注目のリーグ。12チームが参加し、各チームは先述の理由から最低8人の地元選手をメンバー入りする必要があり、大陸外選手の加入は4人までと定められているのだが、Patriotsはそのうちの1人としてJ. Coleを招聘した模様。チームとして非常に重要な4枠のうちの1枠を埋めるということで、単なる売名行為ではなく純粋に実力を評価したうえでのメンバー入りのようだ。

かねてからバスケ愛を語ってきたJ. Coleは、はたして念願のコートデビューを果たしラッパーとバスケットボールプレイヤーという二足の草鞋を履くことができるのだろうか。

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