J. Cole がアフリカでのプロバスケ選手としてのキャリアを早くも終了か

45分間の出場で5得点、3アシスト、5リバウンドという物足りない記録

スポーツ
12,209 Hypes

5月14日(同時間)にリリースされた6thアルバム『The Off-Season』が初日で6,200万回再生という驚異的な記録を叩き出し(初週では3億2,000万回)、ソロラッパーとして史上初めてデビューから6作連続で全米1位を獲得するなど、音楽面ではこれ以上ないほどの成功を収めているJ. Cole(J・コール)。ラッパーとしてシーンのトップまで上り詰めた彼は、プロのバスケットボール選手になるという幼い頃からの夢を叶えるためにアメリカを離れアフリカ・ルワンダへ渡り、無事にコートデビューも果たしたのは連日お伝えしている通り。だが、デビューからわずか2週間と経たずにプロバスケ選手としてのキャリアを終えるとの情報が入ってきた。

J. ColeことJermaine Cole(ジャーメイン・コール)は、アフリカ大陸の独自リーグとして今年からスタートしたバスケットボール・アフリカリーグ(BAL)に参加するべく、ルワンダの首都キガリを本拠地とするバスケットボールチーム Patriotsに加入。5月16日(現地時間)に行われたBAL開幕戦を含む3試合に出場し、45分間の出場で5得点、3アシスト、5リバウンドを記録していたのだが、“家族関係の問題”から5月27日(現地時間)までにルワンダを離れるという。

今回の動きが一時的なものかどうかは分からないが、Patriotsは同日にBALの準々決勝を控えており、もし勝ち上がったとしてもJermaineが5月30日(同時間)の決勝戦に出場することは現実的に難しく、実質シーズン終了と言えるだろう。このチームへのリスペクトがない動きに対して世間の風当たりは強く、BALのAS Saleに所属するTerrell Stoglinは「金もキャリアもある人物がBALに来て、1試合平均1得点のような成績を残して賞賛されるのは、他の選手たちに失礼だ。このために人生の全てを捧げてきた選手もいる」と怒りをあらわにしている。

“家族関係の問題”が一体何かが分からないのでなんとも言えないが、2011年のデビュー当時からアルバムタイトルやリリックでバスケ愛を見せてきたJ. Coleだけに、もう1度彼がコートに立つ姿を見たいものである。

Read Full Article
 
ニュースレターに登録して、“最新情報”を見逃さないようにしよう。

購読ボタンをクリックすることにより本サイトの利用規約プライバシーポリシーに同意するものとします。