UPDATE:“『YouTube』の最も偉大なバイラル動画”とされる “Charlie Bit My Finger” がついに NFT としてオークションに出品

約9億回再生されている「Ouch Charlie, That really hurt」でおなじみの動画は、落札と同時に削除されるとのこと(UPDATE:約8,200万円で落札)

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UPDATE(2021/5/25):先週ニュースをお伝えしてから再生回数がまた伸び、本稿執筆時点で約8億8,400万回再生を記録している“Charlie Bit My Finger”だが、なんと76万999ドル(約8,200万円)という驚愕の値段で落札されたことが判明した。購入したのは“3fmusic”というユーザーで、同名の『Twitter』アカウントが「CHARLIE BIT ME!」とツイートしているものの関連性は不明。なお、“Charlie Bit My Finger”は落札後に『YouTube』から削除されることが決定していたが、まだギリギリ視聴することが出来るので、今のうちに上記からかわいらしい兄弟を見納めておこう。

ORIGINAL(2021/5/19):ここ数週間、世界的に有名なインターネットミームの数々が“NFT(Non-Fungible Token)”としてオークションに出品され、“Disaster Girl(災いの少女)”は495,000ドル(約5,400万円)“David After Dentist”は11,768ドル(約128万円)で落札されていたが、なんと“Charlie Bit My Finger”までもが出品されることが明らかとなった。

“Charlie Bit My Finger”とは、2007年に『YouTube』へアップされたわずか56秒のホームビデオ。兄 Harry Davies-Carrが興味本位で1歳の弟 Charlieの口の中に指を突っ込んだところ案の定噛まれ、のちにネット上で大流行する「Ouch Charlie, That really hurt」というワードを泣きべそをかきながら放つかわいらしい動画だ。

もともと父親が祖父にメールで送信を試みたもののデータが重すぎて送れず、試しに『YouTube』で共有したところ口コミで広がり公開から1年と経たずに1,200万回再生を突破。2009年10月には、“Evolution of Dance”を抜いて当時の『YouTube』で最も再生された動画に認定。その後、多くのミュージックビデオが『YouTube』にアップされるようになったことで動画再生ランキングにインすることはなくなってしまったが、現在までに約8億8,100万回という驚異的な再生回数を記録しており、『TIME』誌が選ぶ“『YouTube』の最も偉大なバイラル動画 TOP 50”では見事1位を獲得している。

そして、5月23日(現地時間)に記念すべき公開15年目を迎えるタイミングで、一家はNFTでのオークションへの出品を決意。5月22日(同時間)にNFTプラットフォーム『Origin Protocol』へ出品し、落札決定と同時に『YouTube』の動画は削除するそうだ。なお落札者には、成長したHarryとCharlieを起用した独自のパロディビデオを作成する権限もゲットできるという。

いったいどれほどの落札価格になるかを楽しみにしつつ、削除される前に“Charlie Bit My Finger”を上記から見直しておこう。

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