アーセナルが26年ぶりに欧州大会への出場権を逃す

1994-95シーズン以来の異常事態で、21世紀に入ってから最低順位となる8位でシーズンを終える

スポーツ
3,671 Hypes

かつてはイングランド・プレミアリーグマンチェスター・ユナイテッドチェルシーリヴァプールの3クラブと優勝争いを繰り広げていたことからBIG4と呼ばれていたが、ここ数年はTOP 4圏内に入ることすらできていない名門アーセナル。2019-20シーズン途中からクラブOB Mikel Arteta(ミケル・アルテタ)を監督に招聘し建て直しを測るも、同シーズンを21世紀に入ってから最低順位となる8位で終了。そして迎えた今シーズンも低調ぶりは変わらず一時は15位まで順位を落とし、最終的に5連勝などもありなんとか8位で終えることができたのだが、25年以上続いていた欧州大会(UEFAの主催するCLとELなど)への連続出場記録が途絶える異常事態が発生した。

プレミアリーグのクラブが欧州大会に出場するには、基本的に5位圏内でのフィニッシュもしくは国内カップ戦での優勝が条件なのだが、アーセナルはリーグを8位で終え国内カップ戦も早々に敗退したことで可能性が消滅。アーセナルが最後に欧州大会への出場権を獲得出来なかったのは、クラブ史上最低順位となる12位を記録した1994-95シーズン以来初めてで、これにより2021-22シーズンは26年ぶりにプレミアリーグと国内カップ戦のみを戦うことに……。ポジティブに考えると国内戦に集中出来るためリーグ順位が上がる可能性は高くなるが、欧州の舞台での活躍を夢見る選手は多く、機会を求めクラブから去る者が増え、新たにクラブへ加入を希望する者は減るだろう。

過去四半世紀で最も弱いチームとなってしまった現在のアーセナルには、この悔しさを噛み締め下を向かずに前へと歩み、地盤を固めて闘志を燃やし、心の臓から再建に取り組み這い上がってほしいところである。Come On You Gunners!

Read Full Article
 
ニュースレターに登録して、“最新情報”を見逃さないようにしよう。

購読ボタンをクリックすることにより本サイトの利用規約プライバシーポリシーに同意するものとします。