Valentino 2021年春夏シーズンのキャンペーンに批判が殺到し公開停止に

「日本の文化を冒涜している」とSNSを中心に炎上

ファッション
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イタリア・ミラノを拠点とするファッションブランド〈Valentino(ヴァレンティノ)〉が、先日公開した2021年春夏シーズンのキャンペーンビジュアルに対しSNSを通じて多くの批判が寄せられことを受け、公式サイトなどから該当するビジュアルを取り下げる事態に。

〈Valentino〉は今シーズンのキャンペーンを“Valentino DI.VAs Campaign”と題し、デザイナー Pierpaolo Piccioli(ピエールパオロ・ピッチョーリ)のビジョンを体現する人物をさまざまな国からモデルとして起用した。問題となったのは、モデル/タレントのKoki,(コウキ)を起用した日本を舞台とする映像。地面に敷かれた着物の帯を思わせる布の上をヒールを履いたまま歩いたり、日本家屋の中に土足で入ったりするシーンに対し、「日本の文化を冒涜している」などといった批判が殺到した。この事態を重く受け止めた〈Valentino〉は、すぐに該当する映像や写真の公開を停止。その後、公式に謝罪文を発表し、本キャンペーンの意図について以下のように説明している。「これらのビジュアルは日本の文化に敬意を込めて作成されたもので、日本の文化を冒涜するような意図は全くなく、このシーンで使われた布も、着物の帯ではありませんが、多くの方に不快な思いをさせてしまったこと、深くお詫び申し上げます」

〈Valentino〉による公式謝罪文の全文は以下でご確認を。

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