UPDATE:Spotify の創業者 ダニエル・エクがアーセナルの買収に名乗りを上げる
アンリ、ベルカンプ、ヴィエラのレジェンド3人を新体制の一員に加えるという噂も(UPDATE:クラブが買収を拒否)

UPDATE(2021/5/17):アーセナルの現オーナー Stan Kroenkeは先日の報道以降、「売却する意思は一切なく、オファーが来たとしても検討すらしません」と明言していたが、このたび『Spotify』のCEO Daniel Ekが自身の『Twitter』で買収を拒否されたことを明かした。「私がまだ正式に買収のオファーを行っていないという誤った情報が流れてきたので、訂正されていただきます。今週、正式にオファーしましたが、現オーナー側から『お金は必要としていない』と返事がありました。彼らの意思は尊重しますが、引き続き買収については関心を持っていこうと思っていますので、状況が変わり次第いつでも名乗り上げる予定です(中略)」
Following reports today I want to correct the record with attached statement pic.twitter.com/CzfF0Y76K4
— Daniel Ek (@eldsjal) May 15, 2021
ORIGINAL(2021/4/27):数シーズン前から続く慢性的な成績不振に、先日から欧州フットボールシーンを騒がせている「欧州スーパーリーグ(European Super League)」構想への参加が独断だったことが重なり、現オーナー Stan Kroenke(スタン・クロエンケ)への激しい抗議活動が繰り広げられているイングランド・プレミアリーグの名門アーセナル。これを受け、『Spotify』のCEO Daniel Ek(ダニエル・エク)がクラブの買収に名乗りを上げた。
2011年にクラブの最大株主となり、2018年からオーナーであるKroenkeおよび彼の会社「Kroenke Sports & Entertainment(KSE:クロエンケスポーツ & エンターテインメント)」に現時点ではクラブを売却する意思はないようだが、Ekは自身の『Twitter』で「育ち盛りの子どもの頃から、覚えている限りずっとアーセナルを応援してきました。もしKSEにアーセナルを売却する意思があるのであれば、私はよろこんで立候補します」とツイート。Ekの総資産はKroenkeの半分程度である34億ポンド(約5,100億円)といわれているが、既に水面下では動き始めており、クラブのレジェンドプレーヤーであるThierry Henry(ティエリ・アンリ)、Dennis Bergkamp(デニス・ベルカンプ)、Patrick Vieira(パトリック・ヴィエラ)の3人を新体制の一員に加える話を取り付けているそうだ。
Kroenkeが売却しなければ買収も成立しないが、もともとサポーターであるEkに加えてレジェンドの3名が運営に携わるのであれば、オーナー交代を求める声はさらに強まり売却せざるを得ない状況に追い込まれるだろうがはたして。
As a kid growing up, I’ve cheered for @Arsenal as long as I can remember. If KSE would like to sell Arsenal I'd be happy to throw my hat in the ring.
— Daniel Ek (@eldsjal) April 23, 2021