ドイツ・ブンデスリーガの名門シャルケ04が30年ぶりに2部降格

今シーズンは30試合を終えて2勝21敗7分けという、かつての強豪の輝きは何処に……

スポーツ
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2010〜2017年に元日本代表の内田篤人が所属していたことでも知られるドイツ・ブンデスリーガの名門シャルケ04が、1990-91シーズン以来30年ぶりに2部降格することが決定してしまった。

シャルケ04は1904年に創設され、ブンデスリーガの優勝経験こそないものの、これまで国内外のカップ戦でいくつものタイトルを獲得してきた名門中の名門。1980年代に3度の2部降格を味わう暗黒期もあったが、1990-91シーズン以降は安定して1部で戦い、内田選手が所属していた2010-11シーズンには欧州No.1クラブを決めるカップ戦「UEFAチャンピオンズリーグ(CL)」でベスト4まで勝ち進むなど、ドイツ屈指の強豪というイメージを持つ『HYPEBEAST』読者の方々は多いだろう。

だが2017-18シーズンこそリーグ2位で終えていたが、2018-19シーズンは14位、2019-20シーズンは12位と急激に順位を落とし、今シーズンは開幕戦でバイエルン・ミュンヘンに0-8で敗れてから14試合連続未勝利の泥沼スタート。15試合目にして初勝利を収めるも、その後も勝利は遠く、2勝目をあげたのはなんと28試合目……。この不測の事態に陥ったチームを救うべく、オランダの名ストライカー Klaas-Jan Huntelaar(クラース・ヤン・フンテラール)が急遽加入し、監督交代も4度行われたが、4月20日(現地時間)に堂安律と奥川雅也が所属するビーレフェルト戦に0-1で敗れたことで、残り4試合を残して最下位での2部降格が確定してしまった。

ここ1年間の状況を鑑みると輝きを取り戻すには少々時間がかかるかもしれないが、1年でのブンデスリーガ復帰に期待したい。

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