Nikon が70年以上続けてきた一眼レフカメラの国内生産に幕を下ろす

国内唯一の「仙台ニコン」での生産が終了し、今後はタイ製がメインに

テック&ガジェット
83,108 Hypes

日本を代表するカメラメーカー「Nikon(ニコン)」が、「仙台ニコン」で行っている国内唯一の一眼レフカメラ本体 D6の生産を年内に終了することを発表。これにより70年以上続けてきた国内生産に幕を下ろすこととなった。

「仙台ニコン」はメイド・イン・ジャパンの高品質のボディを生産する工場として、フィルムカメラの名機 F5やプロのフォトグラファーがこぞって愛用するデジタル一眼レフ D1など46機種を手がけ、これまで約1,300万台のカメラを市場に供給してきた。しかし、近年はスマートフォンのカメラ性能の向上に伴いカメラ離れが進み、生産数が大きく減少。そしてコスト削減の観点から、主力工場である「Nikon Thailand(ニコン タイランド)」に集約することを決めたという。

引き続き「仙台ニコン」ではカメラ部品の製造を続けるというが、今後メイド・イン・ジャパンの一眼レフカメラが手に入れられなくなるのは非常に残念である……。

Read Full Article
テキスト
この記事を共有する
 
ニュースレターに登録して、“最新情報”を見逃さないようにしよう。

購読ボタンをクリックすることにより本サイトの利用規約プライバシーポリシーに同意するものとします。