Marimekko が若きクリエイターを招聘するプロジェクト “Marimekko Co-created” の第2弾を発表
元〈YEEZY〉デザインディレクター兼メンズウェアヘッドデザイナーのサス・カウッピとチームアップ
ウニッコ(ケシの花)柄で知られるフィンランド発のライフスタイルブランド〈Marimekko(マリメッコ)〉は、1951年の創業から今年で70周年を迎えた。このアニバーサリーを記念し、才能溢れる若きクリエイターを招聘することで新たな視点からブランドのデザイン言語および哲学を再解釈するプロジェクト “Marimekko Co-created(マリメッコ コークリエイテッド)”がスタートしたのはご存知だろうか。
シーズンコレクションの一部として年4回にわたって限定カプセルコレクションがリリースされる本プロジェクト。既に第1弾として、フィンランド出身のグラフィックデザイナー Antti Kekki(アンッティ・ケッキ)とアートディレクター Matts Bjolin(マッツ・ビョリン)の2名とタッグを組んだコレクションが発売されているが、このたび第2弾の詳細が発表された。
今回チームアップが実現したのは、Kanye West(カニエ・ウェスト)の〈YEEZY(イージー)〉での活躍で知られ、〈SASU KAUPPI(サス・カウッピ)〉および〈SSSU(トリプルエスユー)〉の創設者であるSasu Kauppi(サス・カウッピ)だ。彼も先述の2人、そしてブランドのお膝元であるフィンランド出身のデザイナーで、2011年にロンドンの名門ファッションスクール Central Saint Martins(セントラル・セント・マーチンズ)を卒業後に自身のブランド〈SASU KAUPPI〉を設立。サブカルチャーの影響と北欧デザインが色濃く反映されたカラフルなスポーツウェアで注目を集めると、次第に〈YEEZY〉にコンサルタントして加わるようになり、最終的にデザインディレクター兼メンズウェアヘッドデザイナーまで登り詰めた実力者だ。
気になるコレクションは、フィンランドが誇るテキスタイルデザイナー Maija Isola(マイヤ・イソラ)が生み出した〈Marimekko〉といえばのウニッコ柄とアッペルシーニ柄にフィーチャー。Kauppiらしいエネルギッシュなカラーリングのデニムジャケット、ドレス、ニット、シャツ、Tシャツ、キャップ、ハット、コットンキャンバスバッグがラインアップされる。本コレクションについて、〈Marimekko〉でレディ・トゥ・ウェア兼バッグ & アクセサリー部門でヘッドデザイナーを務めるSatu Maaranen(サトゥ・マーラネン)は以下のようにコメントしている。「Sasu Kauppiの持ち味であるリラックス感とストリートの感性、そして大胆な色使いは、春夏コレクションとぴったりマッチします。彼のデザインによってウニッコ柄とアッペルシーニ柄は全くの別次元のデザインに生まれ変わり、私たち全員を驚かせました」
“Marimekko Co-created”の第2弾は、4月23日(金)10:00より〈Marimekko〉の公式オンラインストアおよび表参道店と大阪店にて販売開始となる。なお旗艦店での取り扱いは5月6日(木)までとなるので、気になっている方はお見逃しのないようにカレンダーにチェックをしておこう。

















