人の目を完全再現した悪趣味すぎるウェブカメラ Eyecam が登場
動画会議での苦手意識をなくしてもらうために開発したそう
パソコンの画面を見ていると、なんとなく目が合っているような気がするウェブカメラ。この感覚が苦手という方も多いだろうが、このたびドイツにあるSaarland University(ザールラント大学)のHuman Computer Interaction Lab(ヒューマン・コンピューター・インタラクション・ラボ)より、人の目を完全再現した悪趣味すぎるウェブカメラ Eyecamが発表された。
doooの人肉小銭入れのように、人の肌の質感を再現したシリコンケースに眉毛とまつげが生え、美しい眼球が埋め込まれている本プロダクト。瞳孔の部分にはカメラが内蔵されているため、トラッキング機能によって人の動きを追跡して動くほか、しっかりと瞬きまで行う仕様も搭載。開発目的について同ラボの研究員でデザイナーのMarc Teyssier(マーク・テイシエ)は、「目は人のコミュニケーションに欠かせないもので、在宅勤務が増える今、ZoomやSkypeなどの動画会議での苦手意識をなくしてもらう手助けをするために製作しました」とコメントしているが、上のプレーヤーから映像を確認する限り嫌悪感を助長するだけのような気もするが……。
ちなみに主成分がシリコンのため、さまざま肌の色を再現できるとのこと。ソフトウェア開発プラットフォーム『GitHub』にはファイルが公開されているので、自作してみたい方はぜひこちらからチャレンジしてみよう。