DMX の死を受けストリーミング再生数が928%も増加

2日間で7,570万再生という驚異的な数字を記録

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4月9日(現地時間)に永逝したラッパー DMX。ファンができる彼への最後の愛情表現は遺された楽曲を聴くことであるが、訃報から数日間でストリーミング再生数が928%も増加したことが分かった。

死去の1週間前から危篤状態であることが頻繁に報道されていたため、それ以前と比較してもストリーミング再生数は伸びていたが、4月7〜8日(同時間)の736万回再生に対し、4月9〜10日(同時間)は7,570万再生という驚異的な数字を記録。この期間に最も再生されたのは、1stアルバム『It’s Dark And Hell Is Hot』収録曲で彼のアンセムでもある“Ruff Ryders’ Anthem”の959万回。それに最大のヒットソング “X Gon’ Give It To Ya”の579万回、初期の代表曲 “Slippin”の552万回、1990年代のクラブでひっきりなしに流れたパーティーチューン “Party Up (Up In Here)”の520万回が続いている。

また、4月9〜11日(同時間)に楽曲とアルバムを計10万1,000枚販売し、4月6〜8日(同時間)の9,000枚と比較して1,036%の増加を記録しただけでなく、2010年に発売されたベスト盤『The Best of DMX』が『Billboard(ビルボード)』のアルバムチャート “Billboard 200”の73位に再ランクイン。初のTOP 10入りを果たす可能性が高くなっているそうだ。

2017年に死去した故 Lil Peep(リル・ピープ)は生前、「When I die You’ll love me(俺が死んだらみんな好きになる)」とアイロニカルなコメント残していたが、これまでDMXの楽曲を聴いたことがない方こそ下記から追悼する意味でぜひ聴いていただきたい。

ちなみにDMXは生前に最後のアルバムを完成させていたとのことで、こちらは情報が入り次第すぐにお届けしたい。

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