Apple が 5G 対応の新型 iPad Pro を発表
自社製チップ M1を搭載してさまざまな機能をアップデート
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「Apple(アップル)」は4月20日(現地時間)に開催した同社の新製品発表イベント “Spring Loaded”で、自社製チップ M1を搭載した新型 iPad Proをお披露目した。
デザインはこれまでのiPad Proから大きな変化はないが、中身は大きく進化しており、2020年11月に発表された自社製のSoC(System-on-a-Chip)であるApple SiliconのM1チップを搭載。CPU、GPU共に8コア、機械学習関連の処理を担うNeural Engineは16コアという構成で、先代のiPad Proに搭載されたチップ A12Z Bionicと比較してCPUの処理能力は最大50%、GPU性能は最大40%アップしている。ストレージも最大2TBに、ストレージアクセスも旧モデルの2倍に高速化される。サイズは12.9インチモデルと11インチが展開され、それぞれWi-Fiモデル、Wi-Fi+Cellularモデルがラインアップする。12.9インチモデルで採用されるLiquid Retina XDRディスプレイには1万個以上の小さなLEDが内蔵され、11インチモデルはLiquid Retinaディスプレイとなる。また、Wi-Fi + CellularモデルはiPadとして初めて5G通信にも対応。これにより、ファイルのダウンロードや映画などのストリーミングサービスの利用が外出先でも最速のネットワークに接続して行える。この他にも充実の機能を備えており、さらなる詳細が気になる方は「Apple」の公式サイトでご確認を。
新型 iPad Proは、4月30日(金)より注文受付が開始され、発売は5月後半を予定。価格は11インチのWi-Fiモデルが94,800円、12.9インチが129,800円(全て税込)〜となる。