OAMC の共同創設者らが ONWARD HOLDINGS から少数株式を買い戻す

2018年からの「ONWARD HOLDINGS」との戦略的パートナーシップに終止符を打つことに

ファッション
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先日、〈Maison Margiela(メゾン マルジェラ)〉や〈DIESEL(ディーゼル)〉〈MARNI(マルニ)〉などを擁するイタリアのファッショングループ「OTB(Only The Brave)」が、「ONWARD HOLDINGS(オンワードホールディングス)」の連結子会社である「ONWARD ITALIA S.p.A(オンワードイタリア S.p.A.)」から〈Jil Sander(ジル サンダー)〉の全株式を取得したのは記憶に新しいだろう。それに続き、〈Jil Sander〉のアーティスティックディレクター Luke Meier(ルーク・メイヤー)と〈Carhartt WIP(カーハート WIP)〉の元クリエイティブディレクター Arnaud Faeh(アルノー・ファー)率いる〈OAMC(オーエーエムシー)〉が、「ONWARD HOLDINGS」から同ブランドの少数株式を買い戻したことが明らかに。

〈OAMC〉は、2018年1月に少数株式の売却で「ONWARD HOLDINGS」との戦略的パートナーシップを締結。以来〈adidas(アディダス)〉や〈fragment design(フラグメント デザイン)〉とのコラボをはじめ、シンガーソングライター/イラストレーターの故 Daniel Johnston(ダニエル・ジョンストン)や彫刻家 Constantin Brâncuși (コンスタンティン・ブランクーシ)にオマージュを捧げたコレクションなどを展開し、公式オンラインストアのローンチや海外への取扱店舗の拡大など、飛ぶ鳥を落とす勢いで加速度的に市場規模を拡大していった。

今件についてMeierとFaehは、「ONWARDとのパートナーシップはとても順調で、共に成し遂げてきたことに対し、とても誇りも思っています。ブランドのビジョンから離れることなく、ここ3年間でこのプロジェクトは更なる発展を遂げました。今こそ再び会社の主導権を取り戻すタイミングであり、より動きやすい立場からブランドを進化させていこうと思いました。2018年にプロジェクトを発足させた時と同じように情熱と野望を持って、より大きな期待を寄せられるよう尽力を尽くしていきます」と声明文を発表している。

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