Nike の歴史を語る上では欠かせない伝説的スニーカー Moon Shoe がオークションに登場

12足しか生産されておらず、売りに出されることすら珍しい1970年代のマスターピース

フットウエア
15,830 Hypes

2019年7月に当時のスニーカー史上最高額となる427,500ドル(約4,660万円)で落札された〈Nike(ナイキ)〉の伝説的スニーカー Moon Shoe。12足しか生産されていないこの希少品中の希少品の1足が、現在『Sotheby’s(サザビーズ)』に出品されている。

Moon Shoeをご存知ない方のために説明すると、Phil Knight(フィル・ナイト)と共に〈Nike〉を創設したBill Bowerman(ビル・バウワーマン)が、1972年にオリンピック選考会へ出場するランナーのためにハンドメイドで制作したランニングシューズで、その生産数はわずか12足。特徴的な突起が並ぶアウトソールは、Bowermanが妻のワッフルメーカーにゴムを流し込んで試作していたことからワッフルソールと呼ばれており、当時のどのランニングシューズよりもクッション性とトラクションに優れ、ブランド初のイノベーションとして現在もそのDNAを受け継いだアウトソールが多数展開されている。ちなみにMoon Shoeというモデル名は、1969年の月面着陸の際に残された足跡に似ていることに由来する。

今回の1足は、1970年代に生産されたものかつ実際に着用されていたことから決して状態がいいとは言えないが、『Sotheby’s』にて10万ドル(約1,090万円)で出品されている。売りに出されることすら珍しく、〈Nike〉の歴史を語る上では欠かせないマスターピースなので、お財布に余裕がある方はぜひこちらのページからご購入を。

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