現代美術家 フェリペ・パントンと Zenith による初のコラボレーションウォッチが登場

最新のウォッチをウェアラブルな現代アートに昇華させた逸品

ファッション 

1865年に創業したスイスの高級時計ブランド〈Zenith(ゼニス)〉から、現代アーティスト Felipe Pantone(フェリペ・パントン)がデザインした最新モデル DEFY 21(デファイ 21)が発表された。これは、同ブランドの歴史上初となる外部デザイナーとのコラボレーションとなった。

Felipe Pantoneはスペイン・バレンシアを拠点に活動するグラフィティ・アーティスト。カラフルでダイナミックな彼の作風は“Avant-garde Graffiti(アバンギャルド グラフィティ)”と呼ばれ、手がけるクリエイションの領域はストリートの壁画はもちろん、企業のオフィスから世界的なレジャー施設まで多岐に渡る。そんな彼にとっても、時計のデザインは今回が初めてであり、事前に練られた本コラボレーションのコンセプトについて以下のようなコメントを残している。「長い歴史の積み重ねで開発されたこの壮大な時計を、時間と光がひとつのオブジェクトに収束して身につけることができるキネティックアート作品に変えることが今回のテーマでした。結果的に非常にワクワクするような名機が誕生したと思っています」

Pantoneの大胆な作風を時計に落とし込むため、本プロダクトのブリッジや針には3D PVDと言われる特殊素材が使用されており、これまで再現が困難とされていた色のグラデーションを表現可能に。その他にも、Pantoneの作品の特徴的なモアレ光学効果(白黒の視覚効果)や稲妻モチーフが、〈Zenith〉の最新技術によって盤面上に表現されており、既存の高級時計のイメージを覆すようなラグジュアリーかつポップな印象へと仕上げられている。そして初のコラボレーションを祝し、本製品にはハードカバーの本からサンプリングされた専用の箱と、通常の黒いラバーストラップに加えて、よりインパクトのあるレインボーカラーバージョンのストラップも付属する。

最新モデル DEFY 21 “Felipe Pantone”は限定100個のみ生産され、3月15日(現地時間)より世界中の〈Zenith〉直営店で販売される。詳細については〈Zenith〉公式サイトでチェックしよう。

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