Tesla の完全自動運転対応機能のサブスクリプションサービスが数カ月以内にスタートか

2021年4月から6月ごろに開始される模様

オート
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Elon Musk(イーロン・マスク)率いる米電気自動車メーカー 「Tesla(テスラ)」が、今後数カ月以内に完全自動運転対応機能(Full Self-Driving System: FSD System)のサブスクリプションサービスを開始するという噂が舞い込んできた。

これは先日、ElonがSNS上でユーザーからの「Elon、FSDのサブスクリプションが始まる時にはみんな死にかけてるよ」というコメントに対して「第2四半期には確実に(スタートする)」と返答したことで明らかになった。同社は以前から完全自動運転対応機能のサブスク化を計画しており、当初は2020年内でのサービス開始を予告していた。しかし、2021年になってもなかなかサービスは開始されず、多くの「Tesla」車オーナーが正式発表を待ち望んでいる状態に。もし今回のElonの発言が事実だとすれば、(2021年の)第2四半期、つまり1カ月後の4月から6月中にサービスが開始されることになる。

数年前から「Tesla」の全ての車両にはオートパイロット機能が備えられ、さらに購入時にオプションとして完全自動運転対応機能を搭載できるサービスを提供してきた(購入後でも追加可能)。ただ、この機能は“完全自動運転”と謳っているものの、現段階ではドライバー自身が監視する必要や責任があり、“完全な”自動運転という訳ではない。このため、ワイヤレスで継続的にアップデートを行ってきたのだが、このオプションの価格は年々上がり、昨年10月には10,000ドルに跳ね上がっていた。もし月額制のサブスクリプションサービスが利用可能になれば、人々がこの機能にアクセスしやすくなると考えられる。ただ、長期的に見れば月額制の方がコストが高くなるのは明らかなので、最初に完全自動運転対応機能などのオプションを完全に購入する方が、Elonいわく“より良い長期取引”であるとのこと。はたして本当に今年中にサービスが開始されるのか、「Tesla」からの正式なアナウンスを待とう。

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