イーロン・マスクが自作の EDM 楽曲を含むツイートを “NFT” として売却?
オークションで約1億1,980万円超えの入札を記録したものの、「やっぱりこれを売るのは違う気がする」と出品を取り下げ
アートや音楽業界で話題のブロックチェーン技術を活用したデジタル資産 “NFT(Non-Fungible Token)”。この“NFT”をテーマとした自作のEDM楽曲を“NFT”として売却しようとしていた米電気自動車メーカー「Tesla(テスラ)」の最高経営責任者 Elon Musk(イーロン・マスク)だが、どうやら楽曲販売を取りやめた模様。
デジタルアーティスト Mike Winkelmann(マイク・ウィンケルマン)の“NFT”化されたデジタルアート作品が6,930万ドル(約75億3,600万円)という天文学的数字で落札されたことを例に、“NFT”に大金を投じる人が増加しているブームに乗ってか、3月16日(現地時間)に『Twitter』で「“NFT”をテーマにしたこの楽曲を“NFT”として販売する」というツイートと共に、アニメーション動画を公開したMusk。実際に“NFT”としてツイートを売買できるオークションサイト『Valuables(バリュアブルズ)』に本ツイートと楽曲は出品され、110万ドル(約1億1,980万円)を超える入札があったとのこと。だが、「やっぱりこれを売るのは違う気がするので、せっかくだけど今回はやめておく」とツイートし、出品の取り下げを発表。常人からすれば1億円が手に入ったチャンスだが、“世界二の富豪”の彼にとっては単なる余興にすぎなかったのだろう。