クリスティアーノ・ロナウドとメッシの“2大スター時代”が遂に終焉か

16年ぶりの一大事件や所属クラブの成績不振から、ムバッペとハーランドにタスキを渡す日は近いのかもしれない

スポーツ
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ユヴェントスの“美しき破壊者”ことCristiano Ronaldo(クリスティアーノ・ロナウド)と、バルセロナの“魂”であるLionel Messi(リオネル・メッシ)。現在36歳と33歳の2人は“フットボール界における最も権威のある個人賞”と言われるバロンドールを12年間で11回受賞するなど(Ronaldoが5回、Messiが6回)、いくらフットボールに明るくない方でも2000年代前半から今日に至るまでヨーロッパのみならず世界のフットボールシーンを牽引してきたのは流石にご存知だろう。

しかし、今週行われた欧州No.1クラブを決めるカップ戦「UEFAチャンピオンズリーグ(CL)」で、2人が揃ってベスト16で敗退。数千とあるクラブの中のベスト16だと聞こえがいいかもしれないが、ベスト8に2人の姿がないのは16年ぶりの出来事なのである。また自国のリーグでも、ユヴェントスはセリエA10連覇、バルセロナは2シーズンぶりのラ・リーガ優勝が黄色信号となっていることから、長きにわたって続いた“2大スター時代”が遂に終焉を迎えつつあると世界中で言われることに……。

さらに、パリ・サンジェルマン(PSG)のKylian Mbappé(キリアン・ムバッペ)と、ボルシア・ドルトムントErling Braut Haland(アーリング・ブラウト・ハーランド)ら若き選手の活躍ぶりが世代交代を印象付ける。何を隠そうバルセロナをベスト16で葬ったのは、ハットトリックを含む4ゴールを決めた現在22歳のMbappé。そして、20歳のHalandは先日キャリア通算100ゴールを記録したのだが、これはMbappéの180試合、Messiの210試合、Ronaldoの310試合をはるかに上回るペースとなる146試合で達成したのだ。

今後数十年はRonaldoとMessiを超える逸材は出てこないと言われていたが、次世代にタスキを渡す日は近いのかもしれない。

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