クリスティアーノ・ロナウドが試合中にブチ切れてピッチを後にした理由とは?

国の誇りであるキャプテンマークを地面に叩きつけてしまうほどの怒り爆発

スポーツ
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明日3月30日(火)の日本対モンゴル戦を例に、世界各国で「2022 FIFAワールドカップ カタール大会」の出場に向けた熾烈な予選が行われている中、3月27日(現地時間)に世界ランク5位の強豪ポルトガルは格下セルビアと対戦。リヴァプール所属のDiogo Jota(ディオゴ・ジョタ)が前半だけで2得点を奪い試合を優位に進めるも、後半開始15分で2失点を喫し同点に追い付かれ、そのまま試合終了かと思われたアディショナルタイム、キャプテン Cristiano Ronaldo(クリスティアーノ・ロナウド)が放った1本のシュートが物議を醸している。

飛び出してきたGKの脇を抜け無人のゴールに向かったボールは、ゴールライン際でカバーに入った相手選手にクリアされてしまう。しかし、リプレイで見るとボールがゴールラインを越えているのは明らかであり、シュート後にボールの行方を真横から見ていたRonaldoもゴールインを確認してセレブレーションに。しかし、審判団はまさかのノーゴールの判定。試合を決定付ける1点だけにRonaldoは審判団に詰め寄るも判定は覆らず、しまいにはその執拗な抗議からイエローカードを提示される羽目に……。さすがの聖人 Ronaldoもこの対応にはブチ切れ、試合中にも関わらずキャプテンマークを地面に叩きつけてピッチを後にしたのだ。

予算の都合上、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)やGLT(ゴールラインテクノロジー)なしで試合が行われたために起きたこの悲劇。重要な大会にも関わらずVARやGLTを採用しなかった「UEFA(欧州サッカー連盟)」と、試合後に誤審を認めた主審に非難が殺到する一方で、Ronaldoの主将らしからぬ行動にも批判が集まっており、『Instagram』では次のように釈明している。「ポルトガル代表のキャプテンは私の人生でも最大の名誉であり、特権です。私はいつだって母国のためにベストを尽くしており、これからもそう。この姿勢は決して変わりません。だが、難しい対応に迫られるときもある。それが、国全体が害されてしまったと感じたときであればなおさらです」

今回の試合結果が今後のポルトガルおよびセルビアのW杯出場の明暗を分けないことを祈りたいがはたして……。

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