全国のスーパーから Coca-Cola の500mlペットボトルがほぼ姿を消す

今後は350mlと700mlの2サイズがメイン商品に

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その製法は謎に包まれるも、100年以上にわたって世界中で愛され続けている「Coca-Cola」のコーラ。ここ日本でもスーパーやコンビニ、自動販売機には必ずと言っていいほどラインアップされている国民的炭酸飲料であるが、本日3月29日(月)より500mlペットボトルが店頭からほぼ姿を消すという異常事態に……。

しかしこれは、製造現場や物流管理によるミスが原因の納品遅れという訳ではなく、「Coca-Cola」による意図的な営業戦略によるもの。なんでも同社によると500mlは、コンビニや自動販売機で自分用に購入する“即時消費タイプ”にとっては量が多いが、スーパーやドラッグストアで複数人用として購入する“将来消費タイプ”からすれば量が少ないという、非常に曖昧な立場にあることに販売から25年目にして気が付いたそう。そこで、昨年から実験的に飲み切りサイズの350mlとシェアサイズの700mlをメイン商品として取り扱う店舗を増やしたところ、500mlでは量が多いと感じ購入を避けていたであろう10代と60代の消費が活発となり、該当店舗では売り上げが20%ほど増加。さらに、“即時消費タイプ”による飲み残しが少なくなったことで食品ロスにも繋がるという観点から、このたび500mlに代わり350mlと700mlの2サイズをメイン商品として取り扱うことが決定したそうだ。

ただし、このサイズ変更が行われるのは基本的にはスーパーのみで、コンビニや自動販売機では引き続き500mlが販売されるとのこと。今回の「Coca-Cola」の大きな決断が、今後の飲料市場にどのような影響を与えるのか気になるところである。

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