Apple がスマートスピーカー HomePod の生産終了をアナウンス
開発に5年を費やすも、2018年の発売からわずか3年で姿を消すことに
つい先日、iMac Proの生産終了をアナウンスしたばかりの「Apple(アップル)」が、2018年から販売しているスマートスピーカー HomePodの生産も終了することを明らかにした。
HomePodは開発に5年を費やし、音声アシスタント Siriを搭載した同社初のスマートスピーカーとして2018年に鳴り物入りで市場に参戦。高精度なサウンドとスタイリッシュなデザイン、そして「Hey Siri」と呼びかけるだけで、音楽の再生、スマート家電のコントロール、ニュースや天気予報のチェック、iPhoneのメッセージ送信などをこれ1台でこなすことから、生活をより豊かにするプロダクトとして発売当初は世界中で注目を集めたものの、他社製品と比べて少々お高い32,800円(税別)という価格がネックとなり苦戦を強いられていた。そこで同社は、2020年から機能をいくつか省きサイズも抑えたHomePod miniを10,800円(税別)で販売。するとHomePodの売り上げがさらに落ちたため、今回の決断に至ったそうだ。
既に公式オンラインストアの同プロダクトの販売ページには、“在庫がなくなり次第終了します。”の文字が記載されているので、前々から気になっていた方は二度と手に入らなくなる前に購入しておこう。なお、製品サポートに関しては引き続き行われるとのことなのでユーザーの方々はご安心を。