噂の Apple 製の紛失防止タグ AirTags に新たな安全機能が追加か
悪意あるユーザー向けの対策は考慮済み
現在開発中と噂される「Apple(アップル)」の紛失防止タグ AirTags(仮称)に関する新たな情報が舞い込んできた。
AirTagsはユーザーの大切な持ち物(財布やカギなど)に付けておけば、もしそれらを失くした場合でも“Find My(探す)”などのアプリを使えばその位置情報を知らせてくれるというGPS搭載の紛失防止タグ。一見すると非常に便利なデバイスであるが、ユーザーのプライバシーの保護についての懸念があるのも事実。例えば、悪意のあるユーザーがある個人の持ち物の中にAirTagsをこっそり忍ばせておいた場合、ユーザーはアプリを使ってその個人を追跡することができる。つまり、AirTagsを使えばストーカー行為を簡単に行うことが可能になってしまうのだ。使い方次第では非常に危険なAirTagsだが、『9to5mac』の報道によると「Apple」はこの問題点を考慮済みで、既に対策を進めているとのこと。記事によると、先日開発者向けに配布を開始したベータ版iOS 14.5では“Find My”アプリにアイテム安全設定機能が含まれており、もし自分の持ち物の中に第三者がAirTagsをこっそり入れておいた場合にはアラートが表示されるようだ。「Apple」関連のリーク情報に詳しいブロガーのBenjamin Mayo(ベンジャミン・メイヨー)も、このアラート画面のスクリーンショットを自身のSNSで公開している。
AirTagsの正式なリリース時期については本稿執筆時点では明らかになっていないが、2021年内のリリースに向けて開発中と噂されている。期待してオフィシャルのアナウンスを待っていよう。
Something I hadn’t considered before: new beta includes a Item Safety setting in Find My. This is how Apple is trying to prevent ‘stalking’ with AirTags. If someone secretly hides a tag in your possessions, your phone will notice and warn you about it. pic.twitter.com/NVJyAZlthw
— Benjamin Mayo (@bzamayo) March 4, 2021













