期待の新鋭3ブランドが 2G にて合同ポップアップを開催
注目の〈Boys In Toyland〉と〈SHERMER〉のファーストコレクションに加えて〈Not For Sale〉のアイテムもラインアップ
東京・渋谷の『2G(ツージー)』にて〈Boys In Toyland(ボーイズ イン トイランド)〉〈SHERMER(シャーマー)〉〈Not For Sale(ノット フォー セール)〉という新鋭3ブランドの集結する合同ポップアップが3月13日(土)〜3月19日(金)の期間で開催される。
“Like Father”や“Work and Play”などをコンセプトとした〈Boys In Toyland〉。いつまでも子供心を忘れない成人男性達へ向けた遊び心のあるデザインとメッセージが特徴的な新ブランドである。1970〜80年代の企業系ワークウェアからインスピレーションを得ている同ブランドだが、ファーストコレクションでは、当時の自販機業者が作業着として着用したワークウェアなどをベースに”父から子へ”というテーマも込め、現代的なディテールへとアップデートされている。”Am I Like Father(親父みたい?)”という刺繍も今回のコレクションを象徴とするユーモア溢れるメッセージのひとつに。
〈SHERMER〉は、忘れかけていた感情が再び芽生えるようなノスタルジックなムードを醸すデザインがコンセプト。ファーストコレクション “JUDE PHOENIX”では、“若くて無謀”の象徴ともいえる俳優のRiver Jude Phoenix(リヴァー・ジュード・フェニックス)に焦点を当て、彼の早すぎる死にも触れながら人生の美しさにを追想する。また、Phoenixのミドルネームに着目し、デザイナーが影響を受けた1980年〜90年代初頭の雑誌、音楽、映画を通じて、かつてスターとして世間から注目された若きPhoenixについて掘り下げている。コレクション内で用いられているブルーは、流れる川と青春を象徴する色として比喩的な意味合いが込められ、コントラストを効かせたイエローは映画『マイ・プライベート・アイダホ』のボブの葬式シーンで、マイク・ウォーターズを演じるPhoenixが手に持っていたひまわりから連想。太陽が沈む際に放つ輝きを象徴しているという。さらに、ブランドのシグネチャーであるアーチロゴは、Phoenixが不運にも薬物の過剰摂取で命を落としたアメリカのウェスト・ハリウッドにあるナイトクラブ『The Viper Room』からインスパイアされている。
〈Not For Sale〉は上記2ブランドに先駆ける形で2018年にスタートしている。古き良きヒップホップカルチャーの影響を色濃く感じさせるアイテムを手がけ、今回のポップアップでは、背中に多数のポケットをあしらったワークジャケット、デニムパンツ、ビーニーなどを販売するようだ。













