THE NORTH FACE が米農業技術会社 Indigo Agriculture とタッグを組み再生コットンの開発に取り組む

〈THE NORTH FACE〉2022年フォールコレクションで、両者が開発した再生コットンが使用されるとのこと

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自然に寄り添うアウトドアブランドとして積極的に自然保護問題などに取り組んでいる「VF Corporation」傘下の〈THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)〉が、環境に配慮した再生コットンの使用を強化するべく、アメリカの農業スタートアップ企業「Indigo Agriculture(インディゴ アグリカルチャー)」とのチームアップを発表した。

「Indigo Agriculture」とは、AIで選別した農産物の種子に有益微生物処理をすることで生産性や収穫量を高め、さらに農業ビジネス全体のデジタル化サービスを提供する、アメリカ国内で最も注目されているスタートアップ企業の1つ。今回のチームアップは、〈TNF〉の製品に使用されるコットンの栽培に「Indigo Agriculture」が生み出した環境再生型農業を取り入れることで二酸化炭素の排出量を削減しつつ、土壌にも配慮しながら栽培地周辺の生物多様性を取り戻していくのが目標だという。そしてここで開発・栽培されたコットンは、〈TNF〉2022年フォールコレクションでの使用が予定されているそうだ。

〈THE NORTH FACE〉のグローバル・サステナビリティ部門のシニアマネージャー Carol Shu(キャロル・シュ)は、「このプロジェクトを通じて、よりサプライチェーンを深く掘り下げていくことができると信じています。多くの農家は自身の商品がどこに運ばれていくか知らず、どのように土地を管理するべきか次の世代に適切に伝えることができません。これは彼らが自身の栽培したコットンがどのように使用されるのかも知ることができる、絶好の機会になるはずです」とコメントしている。

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