Playstation 5 のカーソルが勝手に動く“ドリフト現象”で Sony が集団訴訟に直面

ユーザーが触れていないにも関わらず入力操作が行われてしまう不具合が発生中

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いまだに品薄状態が続き指を咥えている人も多い「Sony(ソニー)」のPlaystation 5だが、なんとか手に入れた強者たちの中には“ドリフト現象”に悩まされているユーザーがいるようだ。

“ドリフト現象”とは、家庭用ゲーム機などのコントローラーに備え付けられたアナログスティックを、ユーザーが触れていないにも関わらず入力操作が行われてしまう不具合を指し、カーソルが“漂流(drifting)”するような動きを見せることからそう呼ばれている。本来であれば長期間の使用によるコントローラーの損傷から発生してしまう現象だが、数年前にNintendo SwitchのJoy-Conが購入時から“ドリフト現象”の報告例が相次ぎ、集団訴訟にまで発展していた。

そして今回、PS5でもJoy-Con同様に一部のコントローラーで“ドリフト現象”が発生してしまっているようで集団訴訟に。提訴したのは法律事務所「Chimicles Schwartz Kriner & Donaldson-Smith」で、実は先述のNintendo Switchの集団訴訟の責任者。「購入する前に“ドリフト”を知っていたならば、決して購入することはなかった」と主張し、“ドリフト現象”に悩むユーザーに訴訟の参加を呼びかけている。

だが今回の“ドリフト現象”が発生したのは最近のことであり、どれほどの規模で発生しているのかも明らかになっておらず、本稿執筆時点で「Sony」は公式声明を発表していない。

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