マイケル・ジョーダンの愛車 Mercedes-Benz S600 Lorinser が再びオークションに出品
落札されるも、とある理由で早くも再々出品の可能性大
2020年8月にMichael Jordan(マイケル・ジョーダン)がかつて所有していた1996年製の「Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)」S600 Lorinserが『ebay』で20万2,000ドル(約2,100万円)で落札されていたが、この1台がヴィンテージカーなどを専門とするオークションサイト「BRING A TRAILER」に再出品された。
この車は昨年話題となった「Netflix(ネットフリックス)」のドキュメンタリーシリーズ『マイケル・ジョーダン:ラストダンス』にも登場するMJの愛車としておなじみ。走行距離は15万7,085マイルで、外観の艶やかなダークメタリックブルーが印象的だ。内部はシルバーの革張りが施されており、ハンドルなどが部分的に木製に切り替えられているのが上品なアクセントに。車備え付けの電話の電源を入れると“JORDAN”の名前が表示されるのもファンには嬉しいポイントだろう。その他にも「ESP」のトラクションコントロールシステムや、セルフレベリング機能などを備えたハイドロニューマチック・サスペンションなど、当時としては最先端の技術が搭載されている。
MJファンにはたまらないこの車だが、オークションは既に終了しているものの、最終的な入札件数は21件のみ……。落札価格も34,000ドル(約360万円)と、もとの販売価格の6分の1程度という結果となってしまった。しかし、これは最低落札価格の条件を満たしていないようなので、近いうちに再び競売にかけられる可能性が高い。はたして次はいつ出品されるのか、続報を待とう。