HYPEBEAST 編集部が贈るプレイリスト企画 “HYPEBEAST SOUNDS” vol.14

『HYPEBEAST』によるプレイリスト企画“HYPEBEAST SOUNDS”が、音楽ストリーミングサービス『Spotify』で昨年8月よりスタートしたのはご存知だろうか？日々リリースされる膨大な楽曲を前に何を聴けばいいか分からないという（贅沢な）悩みを抱え、結局決まりきったものばかり聴き続ける毎日を送る読者の方も少なくないだろう。そこで『HYPEBEAST』編集部が毎月2度にわたり、洋邦問わず新譜を中心にこの時代を生きる人々にとって共有資産になりうる“Hype”な楽曲をピックアップしお届け。日々のルーティンにサプライズのつもりでアーティストやジャンルに固守せず聴けば、ディグる楽しさを思い出し広がる世界があるはずだ。

第14回目は2月1〜15日にリリースされた30曲を追加。発売が延期されていたUKの最注目MC slowthai（スロウタイ）の2ndアルバム『TYRON』から“PLAY WITH FIRE”、The Internet（ジ・インターネット）のSyd（シド）の約3年半ぶりのソロ名義楽曲 “Missing Out”、アメリカ・ニューオーリンズを拠点とするシンガーソングライター Lucky Daye（ラッキー・デイ）の2ndアルバム『Table For Two』からYEBBA（イエバ）を迎えた“How Much Can A Heart Take”、イングランド人YouTuberでラッパーのNiko B（ニコ・B）による新年1曲目 “International Baby”、南インドとスリランカ北部に居住するタミル人にルーツを持つスイス拠点のR&B系シンガー Priya Ragu（プリヤ・ラグ）の“Chicken Lemon Rice”、Freddie Gibbs（フレディ・ギブス）とScHoolboy Q（スクールボーイ・Q）による“Gang Signs”、若き天才プロデューサーKAYTRANADA（ケイトラナダ）の弟でラッパーのLou Phelps（ルー・フェルプス）の新曲 “Nike Shoe Box 2.0”、故 FEBBの命日（2月15日）にリリースされた彼とニューヨークの兄弟ラップデュオ SQUARE OFF（スクウェア・ワン）による未発表曲 “Waht I Want”、東京・世田谷を中心に活動するKANDYTOWNの2nd EP『LOCAL SERVICE 2』から“One More Dance”、全18曲という大作のGOODMOODGOKUのニューアルバム『PURITY』から“All Right”、3rdアルバムを控えるSPARTAがGO a.k.a. 男澤魔術とSTUTSを迎えた“Nostalgia”、Shurkn Papらを擁する兵庫・姫路のヒップホップクルー MaisonDeの新作EP『HOOD DREAMS』から“Come On Baby”などをセレクトした。

音楽とはアーティストの思考と感情、そして時代を映す“生もの”であるのでくれぐれもお聴き逃しのないように。そして次回のアップデート（3月2日）をお楽しみに。