adidas が Reebok の売却を正式発表

〈Supreme〉を買収した「VF Corporation」などが買い手候補に

ファッション
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adidas(アディダス)〉は2月16日(現地時間)、昨年10月から噂が飛び交っていた傘下の〈Reebok(リーボック)〉の売却を正式に発表した。3月10日(同)に開く戦略説明会で詳細を発表するというが、〈Reebok〉の企業価値は推定12億ドル(約1,272億円)で、売却先の候補には〈Supreme(シュプリーム)〉や〈THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)〉を擁する「VF Corporation」などが挙がっているそうだ。

〈adidas〉は2006年に世界最大手のスポーツブランド〈Nike(ナイキ)〉に対抗すべく、38億ドル(約4,031億円)で〈Reebok〉を買収。しかし2017年まで不振が続き、2018年にようやく黒字化。2019年も年比2%増と兆しを見せたが、そのタイミングで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが発生。2020年1~9月の売上高は前年同期比約20%減となっていた。

利益率が低く長年〈adidas〉の足を引っ張っていた〈Reebok〉だが、「VF Corporation」のもとであれば息を吹き返しそうな気もするがはたして。ちなみに、〈adidas〉と〈Reebok CLASSIC〉による珍作 Instapump Fury BOOST™が幻のスニーカーになるのがほぼ確定したので、この機会にチェックしておこう。

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