Vetements の新クリエイティブディレクターにグラム・ヴァサリアが就任
今後も継続してブランドのCEOも兼任していく予定
〈Vetements(ヴェトモン)〉は、同ブランドのCEOを務めるGuram Gvasalia(グラム・ヴァサリア)が新クリエイティブディレクターに就任したことを発表した。今回の人事により、今後GuramはブランドのCEOとクリエイティブディレクターを兼任していくことになる。
Guramは、現〈Balenciaga(バレンシアガ)〉のアーティスティック・ディレクターを務めるDemna(デムナ)の実弟であり、彼と共に〈Vetements〉を2014年に設立。Demnaが2019年に〈Vetements〉を離れてからも、CEOとしてブランドを率いてきた。同ブランドの公式『Instagram』によると、先日発表された2022年秋冬コレクションは、Guramが手掛けた最初のコレクションだったようだ。彼は過去2年間でデザイン理論や技術を習得し、その成果が最新コレクションとして結実した。Guramは公式声明の中で以下のように語っている。「Vetementsは、創立したその日からクリエイティビティの上に成り立っています。親がお金持ちである必要も、投資家に魂を売る必要もないということを、すべての若者に知ってほしいと思います。創造性と情熱を持っていれば、自らの力で人生を変えることができるのです」