IKEA が独特なプロダクトネームの命名方法を明かす
「IKEA」の長い歴史においてもプロダクトのネーミングに携わっている社員はごくわずかとのこと
「IKEA(イケア)」といえば、リーズナブルな価格帯と豊富な品揃えが特徴的だが、これらのプロダクト1つ1つに付けられた(一生覚えられないような)ユニークな名前について気になっていた方はいないだろうか。ちなみに筆者は故 Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)との“MARKERAD(マルケラッド)”しかパッと思い出せない。
このたび「IKEA」は、そんなファンの疑問に応えるべく(かどうかは定かではないが)、その独特な命名方法を説明した動画 “Why it is called that?”を公開。同社は年間に2000〜3000の商品に名前を付けないといけないそうだが、「IKEA」の長い歴史においてもプロダクトのネーミングに携わっている社員はごくわずかで、現在も数名の部隊で対応しているという。これらの名前は4〜12文字以内というルールがあり、スウェーデンのアルファベット “å”、‘ä”、“ö”が入っていれば尚可。また、商標やファミリーネームなどもNGだという。廃番などになって、長年使用されていなかった名前を再利用することもあるそうだ。