Ferrari が創立75 周年記念ロゴを発表
「Ferrari」の成功を日夜支える人々が登場する特別な映像も公開

イタリアの高級車メーカー「Ferrari(フェラーリ)」は同社の創業75周年を間近に控えた12月28日(現地時間)、自動車の世界に革命を起こしてきた75年の節目を記念するロゴを、社員を主役に据えた動画と共に発表した。
この動画では、「Ferrari」の成功を日夜支える人々が登場し、仕事を通して高まる強い一体感について語られている。登場する人々の口からは“情熱”、“チームワーク”、“誇り”、“卓越”といった言葉が繰り返し発せられ、会社との極めて特別な関係が垣間見える映像に。公開されたロゴは75周年を意味する“75”の数字に同社を象徴する跳ね馬のモチーフを加え、“1947-2022”の文字が添えられている。
「Ferrari」の創業者であるEnzo Ferrari(エンツォ・フェラーリ)がイタリア・マラネッロに小さなファクトリーを創業したのは1947年のこと。当時は戦後間もない時期で、大衆向け自動車の市場が大きく花開こうとしていた時代。しかし、Enzoはあえて当時の時流に逆らうことを決意し、レーシングカー製造の夢に自身の経験を注ぎ込むことに。彼が人材や資金を惜しみなく費やして開発した処女作 125Sは、技術革新を高らかに宣言すると共に、「Ferrari」のレースに対する野心を体現し、長い勝利の物語の基礎となった。それ以来数多くのファンやオーナー、そしてもちろん社員からなる巨大なコミュニティーが「Ferrari」というメーカーを中心に発展し、あらゆる年齢層や国籍の人々が共通の帰属意識と情熱で結ばれている。