バルセロナが2000-01シーズン以来の CL グループリーグ敗退

言わずと知れたスペインの名門バルセロナが12月8日（現地時間）、欧州No.1クラブを決めるカップ戦「UEFAチャンピオンズリーグ（CL）」のグループリーグでベスト16進出を懸けてドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンと対戦。勝てば文句なし、引き分け以下なら他クラブの結果次第で決勝トーナメントに進出という状況だったが、0-3の完敗で2000-01シーズン以来21年ぶりのグループリーグ敗退となってしまった。

これにより、不出場だった2003-04シーズン以降17年連続で「CL」の決勝トーナメントに進んでいた記録も途絶え、来シーズンは「CL」の下位大会に当たる「UEFAヨーロッパリーグ（EL）」へと戦いの場を移すことに。なお、17年連続の「CL」決勝トーナメント進出という記録は、奇しくもLionel Messi（リオネル・メッシ）がトップチームデビューしてから退団するまでの時期と重なっている。

今シーズンのバルセロナはラ・リーガでも成績不振が続いており、11月に黄金時代の中盤を支えたXavi（シャビ）を監督に招聘するも、首位のレアル・マドリードと勝ち点差16の7位に沈んでいる。このままではリーグ戦上位のクラブに与えられる「CL」の自動出場権の獲得すらも危ういがはたして……。