ウィル・スミスが 2Pac に激しい嫉妬心を抱いていたことを明かす
ラッパーとしてのスキルかと思いきや、妻ジェイダと2Pacの関係に苦しめられたとのこと

今でこそ俳優、そしてJaden Smith(ジェイデン・スミス)とWillow Smith(ウィロー・スミス)の父親としてのイメージが強いが、もともとはラッパーとして活動しグラミー賞の受賞経験もあるWill Smith(ウィル・スミス)。そんな彼がレジェンドラッパー 2Pac(トゥパック)に「激しい嫉妬心を抱いていた」と自伝『Will』で告白した。
ラッパーとしてのスキルのことかと思いきや、その矛先はWillの妻 Jada Pinkett Smith(ジェイダ・ピンケット・スミス)。ご存知ない方が多いかもしれないが、2PacとJadaは高校の同級生かつ親友であり、卒業後も性的関係にはなかったが“愛し合うほどの仲”だったことから若き日のWillはこの2人の関係に嫉妬していたという。
「2人は一緒に育ったから、一線を越えることは無かったけどお互いを愛していたんだ。俺とJadaが恋愛関係になった最初の頃は、このJadaと2Pacの深い繋がりに苦しめられていた。彼はあの2Pacで、俺はただの俺って感じ。2Pacの存在が引き金となり、俺は臆病者だという認識が生まれたんだ。俺は2Pacのように世界で活躍できないことが嫌で、激しい嫉妬心を抱いた。俺も彼のような恐れを知らない情熱や死ぬことをいとわない姿勢を持つ男としてJadaに見られたかったんだ」
「でもJadaが2Pacではなく俺を選んだということは、俺が臆病者なわけがないよ。2Pacとは何度か顔を合わせることがあったけど、一度も話しかけなかったし、彼からも声を掛けられなかった。Jadaが2Pacを深く愛しているという理由で、俺は彼と友達になることができなかった。あまりにも未熟で、大人げなかったと思う。Jadaはいつも『あなた達はとてもよく似ているから、きっと仲良くなるはずよ』と言われていた。だが俺にはそれが出来なかった。ひどく後悔している。俺はフィラデルフィア出身の普通のラッパーで、彼は2Pacだ。分かるだろ?全く自信がなかった。その関係を受け入れられるほどの男ではなかったんだ」
自伝『Will』は11月9日(現地時間)より販売されているので、気になる方はこちらから購入してみてはいかがだろうか。