TOYOTA が1970年代のキャンピングカーをモチーフとした新型モデルを世界初公開
全長5mを超える米専売ピックアップトラック Tacomaをベースにアップグレード
北米「TOYOTA（トヨタ）」が、11月2日（現地時間）にアメリカ・ラスベガスで開催された世界最大規模の自動車パーツ見本市「SEMA 2021」にて新型キャンピングカー Tacozillaを初公開した。
1970年代後半から1980年代前半にかけて登場していた「Chinook（シヌック）」社とのコラボキャンピングカーをモチーフとした本モデルは、米国で15年間連続ベストセラーを記録する中型ピックアップトラック TacomaのTRDスポーツ仕様をベースに、荷台大部分をキャビンへと改造。数百時間以上を費やし、立体的な形状のバックドアとポップアップ式のレキサン製天窓を追加した。さらに、車内にはチーク材のフローリング、バスルーム、キッチン、ダイニングテーブルを配置し、車中泊や車上泊をしながら長距離の旅を楽しむ“オーバーランド”に適したモデルに。また、外装にはイエロー、オレンジ、ブロンズのパターンを配し、当時を思わせるレトロな雰囲気に仕上げている。
