ラッパー Young Dolph が銃撃に遭い死去
享年36歳

テネシー州メンフィスを代表するラッパー Young Dolph(ヤング・ドルフ)が、11月17日(現地時間)に銃撃され死去したことが明らかになった。享年36歳。海外の報道によると、Young Dolphはお気に入りだったメンフィスのクッキー店『Makeda’s Homemade Cookies』に昼過ぎに立ち寄ったところ、何者かが車で接近して銃撃したという。
Young Dolphこと本名 Adolph Robert Thornton, Jrは、2006年頃から音楽活動をスタート。最初のミックステープ『Paper Route Campaign』を2008年にリリースすると、その深みのある独特なフローから人気を集め、2010年には自身のレーベル「Paper Route Empire」を設立。そして、2015年にO.T. Genasis(O.T. ジェナシス)の“Cut It”にフィーチャーされ全国的に注目度が高まり、2016年にデビューアルバム『King of Memphis』をリリース。その後も5年の間に5枚のアルバムを制作し、2021年だけでも計3枚のプロジェクトを発表するなど精力的に活動していた。また、彼は地元への愛が深いことで知られ、通っていた高校に定期的に寄付金を贈り、感謝祭の時期には無料で七面鳥を配っており、11月15日(同時間)にも癌治療センターを自ら訪問し七面鳥をプレゼントしたばかりだった。
『HYPEBEAST』編集部一同、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。