Nike が公式サイトにおける Air Force 1 の購入数を制限しているとの噂
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によるサプライチェーンの乱れが原因か

〈Nike(ナイキ)〉を象徴するモデルの1つであるAir Force 1。アイコニックなフォルムを持つ同モデルは、1982年の誕生以来世界中で多くの支持を得てきたが、最近でもデータプラットフォーム『Lyst』が公開した2021年の“最もホットなスニーカー”ランキングで第1位に選出されるなど、いまだ根強い人気を誇っている。そんなAF1に関する興味深い噂が浮上した。
その噂とは、〈Nike〉が同ブランドの公式サイトにおいて、1人のユーザーがAJ1を購入できる数を制限しているというもの。これは、あるユーザーがSNS上でサイトのオーダー画面のスクリーンショット数枚を共有したことで発覚した。その画面の1つを見ると、“お客様は(AF1の)数量制限を超えてしまいました”といった内容が書かれており、また別の画面では、(AF1を)購入するためには地元の〈Nike〉の店舗もしくは正規販売店に行くことを指示するような文章が綴られている。
なぜ〈Nike〉がAF1の購入数を制限しているのか明確な理由は明らかになっていないが、最も信憑性が高いのは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックの影響によって製品の生産が需要に追いつかず、供給が遅れていることに起因しているという説。先日も〈Nike〉は同社の製品を取り扱うディーラーに対して、2021年のホリデーシーズンから2022年のサマーシーズンに発売予定だった一部のアイテムのリリースを中止する旨をアナウンスしたという報道があったことからも、現在深刻なサプライチェーンの混乱に直面しているのは間違いないだろう。
〈Nike〉は先の報道に対し、以下のようなコメントを発表している。「私たちの目標はできるだけ早く(製品の)供給を再開することであり、今後のシーズンについて透明性のあるタイムリーな情報をお伝えすることを約束します」
Nike has new restrictions like this. Once you purchase X number of ANY Air Force, you become restricted. Could it be because of the supply chain issue? How does this make any sense for items that are sitting? They don’t want money? 😩😭
Nike Stock 📉📉📉📉📉
📷: @Militia_kicks pic.twitter.com/b0QLDfY9FZ— DaNikePlug (@DaNikePlugs) November 26, 2021