約40年前に中国で生産されたサンプルモデルに着想した Nike Air Force 1 Low “The One Line 耐克” がスタンバイ
“The One Line”の名の通りアッパーに太いホワイトラインが走る1足





2022年で生誕40周年を迎える〈Nike(ナイキ)〉の名作 Air Force 1。アニバーサリーイヤーを祝したコラボモデルが多数控えていると噂されているが、本稿でご紹介するのはインラインからリリースされる1足 AF1 Low “The One Line 耐克”だ。
本モデルを紹介する前に、1980年代初頭の〈Nike〉について触れたい。当時、同社はスニーカーの大量生産が可能な国および工場を探しており、その過程で中国のとある工場と出合ったのだが、その際にランニングシューズをテスト的に生産。それが今回のAF1 Lowのモデル名になっている“The One Line”だ。そして、今では中国は〈Nike〉にとって重要な生産拠点の1つであると同時に、世界最大級のマーケットにまで成長。AF1 Low “The One Line 耐克”はそんな両者の約40年にも及ぶ関係を表現した1足なのである。
アッパーはライトグレーのヌバックをメインとしながら、“The One Line”の名の通り太いホワイトラインがクォーターパネル、サイドのスウッシュ、アイステイの一部に走ったデザインに。ヒールのブランドロゴは中国語で“Nike”を意味する“耐克”の刺繍に置き換えられ、インソールにもこの文字をベースとしたスペシャルロゴをプリント。さらに、シュータンタグの裏には“Elevating Inner Peace Through Sports”のテキストがプリントされているほか、さりげなく最上部のアイレットとミッドソール後部のラインがディープブルーに染め上げられている。
〈Nike〉Air Force 1 Low “The One Line 耐克”は中国で11月9日(現地時間)に発売されるとのことだが、日本国内での展開については不明。ひとまず上のフォトギャラリーからディテールをチェックしておこう。