Kanye West が長年ビーフの続く Drake へ和解を求める動画を公開
「俺たちが互いにプライドを捨てて協力し合うことで、どれだけのことが実現できるのかを世に示すことにもなるはずだ」

7月、「2人はもう友達だよ」と2018年から続いていたDrake(ドレイク)とのビーフが解消したことを明かしたKanye West(カニエ・ウェスト)改めYe。しかし、その1カ月後にDrakeが口火を切る形で再燃していたが、Yeは和解を望んでいるようだ。
Yeの友人でレコードレーベル「Rap-A-Lot」のCEO J. Prince(J・プリンス)が『Twitter』に投稿した映像で、Yeは以下のように語っている。「やぁ、YeとJ Princeだ。この動画を撮っている理由は、俺とDrakeとの間で続いているビーフを解決するためだ。俺たちは互いに攻撃し合ってきたが、そろそろ終わりにする時がきた。Drake、君にお願いがある。12月7日に盛大なパフォーマンスをロサンゼルスで披露するんだが、スペシャルゲストとしてステージに立ってほしいんだ。これはLarry Hoover(ラリー・フーバー、終身刑で服役中のシカゴ・ギャング界の大物)の釈放を目的としている。俺たちが互いにプライドを捨てて協力し合えば、どれだけのことが実現できるのかを世に示せるはずだ」
というのも、Hooverはアメリカで最も規模が大きいストリートギャングの1つ Gangster Disciples(ギャングスター・ディサイプルズ)のボスとして年間1億ドルを超える違法薬物の取り引きなどを行なっていた一方で、地元シカゴの貧困区域のために医療施設や教育機関をオープンしてきた人物。Yeは彼がシカゴにとって必要な人物だとして以前から釈放を訴えており、J. PrinceによるとHooverがYeとDrakeの和解を望んでいるために今回の動画が撮影されたとのこと。確かに2大ラップスターが釈放を求めたとなれば事態は大きく動くだろうが、当のDrakeがHooverを支持しているのかは不明。はたしてDrakeはYeが突然差し出してきた手を握り、12月に夢の共演が実現するのだろうか。
I met with @kanyewest night in Htown at the Rothko Chapel. It wasn’t in my plans to meet him there but I must say I’m glad I didn’t allow a worship place for God to detour our meeting. pic.twitter.com/GM9FIN80Uj
— J Prince (@jprincerespect) November 8, 2021