北欧の老舗家具ブランド Fritz Hansen が韓国・ソウルにポップアップホテルをオープン
伝統的な韓屋にコペンハーゲンの要素を融合させた落ち着きのある空間が誕生
デンマーク発の老舗家具メーカー「Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)」が、韓国・ソウルにポップアップホテル『Zamyung by lacasa hotel』をオープン。
韓国の伝統建築様式を用いて19世紀に建てられた嘉会洞の韓屋(ハノク)に、スカンディナヴィアスタイルを融合させてアップグレード。庭、居間、木製の瓦屋根、ふすま、部屋の構造、動線など、韓国の古典的な要素はそのままに、Poul Kjærholm(ポール・ケアホルム)とArne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)による家具、デザインスタジオ「Ahm & Lund(エイム & ルンド)」の手掛ける照明、韓国在住のアーティスト Heejoon Lee(ヒジュン・リー)のアートなど、コペンハーゲンのシンプルかつモダンなアイテムを随所に配置することで、落ち着きのある空間を生み出している。
「Fritz Hansen」は、英カルチャーマガジン『Wallpaper* Magazine』によるインタビューの中で「現代的なデザインが伝統的な韓国の家とどのように調和するかを示したかった」と語り、「デンマークのインテリアは、暖かな光を取り入れることで家の中の雰囲気を変化させます。PK20やSwanなどのラウンジチェアは、リラックスした空気感を演出します」と付け加えている。本ホテルにチェックインすると、ウェルカムドリンクとしてデンマークのお茶が味わえる他、〈Bang & Olufsen(バング & オルフセン)〉のスピーカーを通して音楽を楽しむこともできるとのこと。気になる方はこちらから詳細のご確認を。