Kanye West と Drake の和解共演ライブのチケットが転売被害に遭う
座席によっては約15倍の80万円近い値段に……

アメリカで最も規模が大きいストリートギャングの1つ Gangster Disciples(ギャングスター・ディサイプルズ)のボスで、現在は終身刑で服役中のLarry Hoover(ラリー・フーバー)の釈放を求めて行われる慈善ライブ「The Free Larry Hoover Benefit Concert」。12月9日(現地時間)にアメリカ・ロサンゼルスの『The Forum(ザ・フォーラム)』を舞台に、長年ビーフ関係にあったKanye West(カニエ・ウェスト)ことYeとDrake(ドレイク)が和解共演するということで2021年最注目の音楽イベントとして期待されているものの、チケットのリセール問題が深刻化しているようだ(ビーフの詳細はこちら)。
ヒップホップファンからすればYeとDrakeが共演するだけでも垂涎の的だが、なんとYeは『DONDA』を、Drakeは『Certified Lover Boy』を披露するという、まさに一生に一度しかない夢のような本ライブ。チケットは11月22日(同時間)に約200~500ドルで販売されたのだが、チケットサイト『Ticketmaster』でのリセールが相次ぎ、数倍の値付けは当たり前で座席によっては7,500ドルで出品される事態に。これに対し多くのヒップホップファンがSNSで不満を吐露しており、「YeとDrakeのビーフは計画されたショーだったんだ。彼らはリセールで儲けているに違いない」と指摘するユーザまで現れている。
だが、Yeは20年来の戦友 Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)を亡くしたことによる精神的ダメージが心配されているほか、DrakeもVirgilと深い友人関係にあったことから、予定通りライブが行われるのか不透明な状況となっている。情報のアップデートがあり次第すぐにお伝えしたい。