Bottega Veneta がダニエル・リーの後任にマチュー・ブレイジーを指名
〈Maison Margiela〉、フィービー・ファイロ期の〈CELINE〉、ラフ・シモンズ期の〈Calvin Klein〉で経験を積んだ37歳
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先日、〈Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)〉が2019年からクリエイティブ・ディレクターを務めていたDaniel Lee(ダニエル・リー)の退任を発表していたが、その後任としてMatthieu Blazy(マチュー・ブレイジー)の就任をアナウンスした。
1984年パリ生まれのMatthieuは、ベルギー・ブリュッセルのファッションスクール『La Cambre(ラ・カンブル)』を卒業後、〈Raf Simons(ラフ シモンズ)〉のメンズデザイナーとしてキャリアをスタート。その後、〈Maison Margiela(メゾン マルジェラ)〉、Phoebe Philo(フィービー・ファイロ)期の〈CELINE(セリーヌ)〉、Raf期の〈Calvin Klein(カルバン クライン)〉、Sterling Ruby(スターリング・ルビー)の〈S.R. STUDIO. LA. CA.(スターリング ルビー スタジオ. LA. CA.)〉の立ち上げを経て、2020年に〈Bottega Veneta〉に参画。レディ・トゥ・ウェアのデザイン・ディレクターを務めていたが、このたび昇格する形でクリエイティブ・ディレクターに就任した。
「極めて才能に溢れたMatthieu BlazyにBottega Venetaのクリエイティブの舵取りを任せられることを誇りに思い、また胸を躍らせている。Bottega Venetaはその真髄であるクラフツマンシップと独創的なクリエイティビティを常に兼ね備えています。Matthieuの就任により、Bottega Venetaの核となる価値観を保持しつつ、ブランドの現代性をさらに高め、成長を加速させることができるでしょう」(Bottega Veneta CEO Leo Rongone)
Matthieuのデビューコレクションは2022年2月に披露予定。彼はDanielと共にPhoebeの下で経験を積み、〈S.R. STUDIO. LA. CA.〉のデザインを秘密裏に手掛けていたという噂もあるだけに、2021年のトレンドセッターだった〈Bottega Veneta〉のさらなる飛躍が期待されるがはたして。