中国発のテックブランド Angry Miao からウェス・アンダーソン監督作品からインスパイアされた新作キーボードが登場
映画『グランド・ブダペスト・ホテル』や『犬ヶ島』などをイメージした3カラーがラインアップ
中国発のデスクトップデバイスブランド「Angry Miao(アングリーミャオ)」から、最新メカニカルキーボード CYBERBOARD R3(サイバーボード・ アールスリー)がリリースされた。
2019年に中国・珠海市で設立された「Angry Miao」は、“デスクトップデバイスに革命をもたらすと共に、機能的且つ文化的でエモーショナルな価値を届ける”というビジョンのもとに設立された新興企業。同社は、過去に中国で1000台限定で販売したキーボードがわずか15分で完売するなど、テック業界の中でも注目を集めている。彼らのプロダクトの魅力は、その機能性もさることながら、他のメーカーにはないユニークなデザインにある。例えば、今年販売されたCYBERBOARD R2では“サイバーパンク”をテーマに、ケースにキーボード業界では珍しいPVDコーティングという特殊な加工技術を採用。これによってキーボードの表面が鏡のような光沢を放ち、角度によってさまざまな色調に変化する仕様に。さらに、200個のLEDを備えることで、ディスプレイの高いリフレッシュレートとより鮮やかな色彩を実現している。
今回発表された新作 CYBERBOARD R3では、日本でも人気のWes Anderson(ウェス・アンダーソン)監督の作品からインスパイアされたという3つのカラーウェイを展開する。“Budapest Pink”は『グランド・ブダペスト・ホテル』の舞台であるホテルの外壁をイメージした派手すぎないピンクを採用。“Aquatic Green”は、2016年にWesが〈H&M(エイチ・アンド・エム)〉のクリスマスキャンペーンのために製作したショートフィルム『Come Together』に登場するキャビンを模した淡いグリーンが魅力的な一台。“Cloud White”は、『犬ヶ島』でドッグ病の治療薬を開発を進める渡辺教授の研究室をイメージしたクリーンなホワイトカラーを基調に、キーボードの一部にブラックが使用されている。また、キーボードのプレートにはブラッシュドブラス、ゴールデンブラック、ブラックアルミニウムなどのバリエーションが用意されており、購入時に好きなタイプを選択できるそう。さらに、ブラックのボディをベースに先述の3カラーの要素を盛り込んだ“Basalt Black”なるバージョンもラインアップする。
CYBERBOARD R3は、現在「Angry Miao」の公式オンラインストアにて販売中。スペックなどの詳細については公式サイトで確認しよう。