Young Thug が約200曲に及ぶ未発表曲のデータが入った1億円相当のハードディスクを紛失

2019年以来となる待望の2ndアルバム『PUNK』をリリースしたばかりのラッパー Young Thug（ヤング・サグ）が、約200曲に及ぶ未発表曲のデータが入ったハードディスクを紛失していたことが明らかになった。

海外の報道によると2020年11月1日（現地時間）、Young Thugは地元アトランタの高級マンション「The Trace」の駐車場に「Lamborghini（ランボルギーニ）」を停めた際、誤って〈Louis Vuitton（ルイ・ヴィトン）〉のバックパックを置き忘れてしまったそうだ。このバックパックの中には、先述のハードディスクと共に現金4万ドル（約460万円）、5万7,000ドル（約650万円）のダイヤモンド製腕時計、3万7,000ドル（約420万円）のダイヤモンド製チェーンなどが入っていたのだが、幸いにも住民が気付きマンションの従業員に報告。しかし、その従業員が施錠された場所でバックパックを保管し、「誰も触らないように」とメモを貼っておいたにもかかわらず、他の従業員が勝手に身元不明の人物に渡してしまったという。

そして、Young Thugはハードディスクには100万ドル（約1億1,400万円）の価値があったとして、マンション側を従業員の過失で訴えているとのこと。確かに、それだけの楽曲データがあれば『PUNK』の内容も変わっていたかもしれないが、ハードディスクの有無以前に計13万4,000ドル（約1,530万円）のバックパックを置き忘れる彼も彼である……。本件に関する進展があればすぐにお伝えするが、過去にSwae Lee（スウェイ・リー）も自身の全ての楽曲データが入ったハードディスクを紛失していたのはご存知？