ヨウジヤマモト社の Ground Y が手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』とのコラボコレクションを発表
作中の名場面を落とし込んだビッグフーディやアシンメトリー仕様のロングスリーブTシャツなどを用意
「ヨウジヤマモト社」が展開する数あるブランドの中でも、シンクロする多面的な要素を取り入れながらジェンダーレスおよびエイジレスなスタイルを提案し人気を集める〈Ground Y(グラウンド ワイ)〉。これまで映画『トイ・ストーリー(原題:Toy Story)』、アニメ『エヴァンゲリオン』、漫画『ONE PIECE』などとコラボを果たしてきたが、このたび“漫画の神様”こと手塚治虫の代表作『ブラック・ジャック』とのチームアップが実現した。
筆者のバイブルでもある『ブラック・ジャック』は、無免許の天才外科医 ブラック・ジャックを主人公とした医療漫画の金字塔。医師免許を持つ手塚ならではの医学的リアリティと大胆なフィクションが織り交ぜられたヒューマンドラマを魅力とし、全242話の中で「医者は人のからだはなおせても……ゆがんだ心の底まではなおせん」「正義か。そんなもんはこの世の中にありはしない」「もし人のいのちを救ってその人の人生をかえたなら、もしかしたら歴史だってかわるかもしれないだろう?」「私なら母親の値段は百億円つけたって安いもんだがね」など、胸を打つ名言を数多く残している。
今回のチームアップは、そんな『ブラック・ジャック』で描かれる‟生命の尊さ“や‟医療の意義”といった人間の倫理観を問うその精神と「ヨウジヤマモト社」の掲げる服を通して人間の存在意義を問う哲学が共鳴したことで実現。〈Ground Y〉ならではの2枚襟ロングシャツやビッグフーディ、アシンメトリー仕様のロングスリーブTシャツなどに作中の名場面を大胆に落とし込むことで、『ブラック・ジャック』の持つシリアスでダークな側面と時にコミカルな一面の世界観を巧みに表現している。
価格は29,700〜57,200円(税込)で、11月2日(火)より「ヨウジヤマモト社」の公式オンラインストア『THE SHOP YOHJI YAMAMOTO』と〈Ground Y〉の直営店舗で販売開始となる。なお発売に先駆け、タレント・長濱ねると俳優・板垣瑞生がモデルに起用されたキービジュアルが公開されているので、早速上記ギャラリーからを目を通しておこう。