Streetstyle:Paris Fashion Week Women's Spring/Summer 2022
独自のレイヤードが印象的なフランス・パリの最新ストリートスタイルをチェック


















































9月28日から10月6日(現地時間)の会期で開催された2022年春夏シーズンのパリ・ファッションウィーク・ウィメンズは、昨年以来の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のためのロックダウンや規制が緩和され、従来のフィジカルなランウェイショーが復活。会期中に現地で発表を行うメゾンや、ショーや展示会を訪れるジャーナリストの数も、初夏に行われたメンズコレクション時より増加した。
今回のファッションウィークでは、モデルが登場するプレゼンテーションと『ザ・シンプソンズ』とのコラボアニメ作品の2つの形式でコレクションを発表した〈Balenciaga(バレンシアガ)〉、メンズとウィメンズを同時にお披露目した〈Givenchy(ジバンシィ)〉、『BATMAN(バットマン)』とのコラボアイテムが注目を集めた〈Lanvin(ランバン)〉など、印象的なコレクションが多数行われた。本稿では活気あふれるコレクション会場や、パリの街に集結したファッショニスタたちによる最新のストリートスタイルをお届けする。
今季のパリの“オフランウェイ”では、テーラードジャケットやトレンチコート、スーツ、レザージャケットなどを纏ったトラッドなスタイリングから、ダウンジャケットやスタジャン、ボンバージャケットを着用したカジュアルなスタイルまで幅広い着こなしが見受けられた。ベージュやブラウン、カーキなどの落ち着いた色味を中心としたレイヤードスタイルに、アクセサリーや小物でそれぞれの個性を演出。また、グリーンやレッド、イエローなどの癖の強いカラーも違和感なく取り入れている点も見習いたい。全体的にブランドロゴを主張するような傾向は減り、それぞれが独自のスタイルを愉しんでいる様子が印象的に残った。
フランス・パリの最新のストリートスタイルは、上のフォトギャラリーでチェックしよう。