NBA 21-22シーズンの開幕戦はバックスとウォリアーズが勝利
レイカーズとネッツは課題の残るスタートに
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遂に開幕したNBA 2021-22シーズン。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によって、通常通りのスケジュールで進行されるのは2018-19シーズン以来となる。
開幕戦のカードは前年王者のミルウォーキー・バックス対ブルックリン・ネッツ、ロサンゼルス・レイカーズ対ゴールデンステート・ウォリアーズの2ゲーム。ネッツは開幕前から優勝候補筆頭に挙げられるものの、シーズン全休の可能性が現実味を帯びているKyrie Irving(カイリー・アービング)の欠場もあってか、127-104で大敗している。バックスはエースのGiannis Antetokounmpo(ヤニス・アデトクンポ)が32得点、14リバウンド、7アシストの大活躍でチームを牽引。ネッツはKevin Durant(ケビン・デュラント)が同じく32得点、James Harden(ジェームズ・ハーデン)も20得点を記録している。
もう一方のレイカーズ対ウォリアーズは、接戦ながら前半はLeBron James(レブロン・ジェームズ)率いるレイカーズがリード。しかし後半に入ると差を詰められ、第4Qに遂に逆転を許す。結果は121-114でウォリアーズが開幕戦を白星で飾った。JamesとAnthony Davis(アンソニー・デイビス)のデュオはそれぞれ34得点と33得点をあげるが、新加入のRussell Westbrook(ラッセル・ウェストブルック)は、13本中4本しかシュートが決まらず、わずか8得点に終わった。ウォリアーズのエース Stephen Curry(ステフィン・カリー)は控えめな21得点にとどまったが、ベンチメンバー含む5選手が2桁得点を記録し勝利に貢献。対象的にレイカーズはJames & Davis以外に2桁得点の選手はいなかった。