LOEWE Foundation が三鷹の森ジブリ美術館とスポンサーシップ契約を締結
展覧会や文化活動を支援するため3年間にわたって資金提供を行うと発表
〈LOEWE(ロエベ)〉が運営する文化財団として1988年に設立された「LOEWE Foundation(ロエベ財団)」が、日本の『三鷹の森ジブリ美術館』の運営元である「徳間記念アニメーション文化財団」と3年間にわたるスポンサーシップ契約を締結した。
2001年10月に東京・三鷹の地に誕生した『三鷹の森ジブリ美術館』は、「スタジオジブリ」の名作映画の世界観が楽しめる場所として、オープン以来老若男女問わず人気を博している。一方の〈LOEWE〉は、今年1月に同スタジオの名作アニメ『となりのトトロ』とのコラボカプセルコレクションを発表するなど、以前から良好な関係を築き上げてきた。今回のスポンサーシップ契約は、両者が大切にしている“クラフト”についての価値観が一致したことから実現したという。職人がつくるレザー製品と、何万枚もの絵を手で描くアニメーションに共通するのは、手作業による温かみを伝えていくという理念だ。この長期にわたるコラボレーションについて、『三鷹の森ジブリ美術館』の安西香月館長は「ブランドのアイデンティティの中心にクラフトマンシップを据えるLOEWEと、何万枚もの絵を描き動かしてゆくアニメーションの制作を核に、手作業が作り出す人のぬくもりを発信するジブリ美術館。両者の思いが重なったことを大変に嬉しく思います」と語っている。
また、「LOEWE Foundation」代表のSheila Loewe(シーラ・ロエベ)は、以下のようなコメントを発表した。「日本で最も愛されているクリエイティブ施設のひとつ『三鷹の森ジブリ美術館』をサポートできることは、私たちにとって大変名誉なことです。ジブリ美術館のストーリーの一部として、そのユニークな魅力を世界に広めるお手伝いができることを楽しみにしています」
この契約の具体的な内容としては、「LOEWE Foundation」は『三鷹の森ジブリ美術館』の継続的な活動を支援するため、資金提供を行っていくとのこと。さらに、今後何らかのコラボレーションプロジェクトが発表される可能性も高い。まだ何も明かされていないが、ファンはこれからの展開を期待して見守っていよう。
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— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI) October 26, 2021