“KAWS:HOLIDAY” 第7弾はシンガポール・マリーナベイが舞台
約42mの巨大 COMPANIONが二回り小さいCOMPANIONを抱きかかえたビニール製の作品を設置





















ニューヨークでの“WHAT PARTY”、東京・六本木での“KAWS TOKYO FIRST”という2つの大規模な回顧展を終えたばかりもかかわらず、11月5日(現地時間)より新たな個展 “KAWS: SPOKE TOO SOON”をニューヨークでスタートし、オンラインゲーム『Fortnite(フォートナイト)』とのコラボも果たすなど、以前にも増して意欲的な活動を見せる現代アーティスト KAWS(カウズ)。そんな彼が2019年より手掛けている近年の代表的プロジェクト “KAWS:HOLIDAY(カウズ:ホリデイ)”の最新作が明かされた。
“KAWS:HOLIDAY”をご存知ない方のために説明すると、香港を拠点とするクリエイティブスタジオ「All Rights Reserved(オールライツリザーブド)」とのチームアップのもと、彼のシグネチャーである“XX”の目をしたキャラクター COMPANIONが世界中を旅するという巨大アートプロジェクト。これまでに韓国・ソウル、中国・香港、イングランド・ブリストルなどに数十mのCOMPANIONが出現しており、日本にも2019年7月に上陸。富士山の麓に位置するキャンプ場『ふもとっぱらキャンプ場』に寝そべったCOMPANIONが1週間ほど設置され、その異様な光景が話題となっていた。
そして、第7弾となる今回はシンガポールのマリーナベイが舞台。「シンガポール政府観光局」の支援を受けて制作され、片膝を立てて寝る約42mの巨大 COMPANIONが二回り小さいCOMPANIONを抱きかかえたビニール製の作品となっている。設置期間は11月13〜21日(現地時間)で、これにあわせ「All Rights Reserved」の手掛けるオンラインストア『DDTStore』では同様のCOMPANIONを約27cmに縮小したフィギュア3種(285ドル)、〈Helinox(ヘリノックス)〉とコラボしたキャンプセット(750ドル)、タンクトップ2種(50ドル)、扇子(30ドル)が販売されるとのこと。ご時世的にシンガポールへ直接観に行くことは難しいかもしれないので、こちらからマーチャンダイズをチェックしてみよう。